生徒のことより頭の中は汚点隠したい「自己保身」
舘野晴彦(月刊誌「ゲーテ」編集長)は「こんなことが通ると思ってることが、いかに社会とずれているかをあらわしていますよ。こんな校長にもってもらったら子どもが不幸。早く辞めてもらいたい。結局、自分の汚点を隠したいだけなんでしょう」
羽鳥「影響をあたえるというのは都合のいい言い方だな」
宮田佳代子(フリーキャスター)「教え子が死を選ぶしかなかったという現実に対する痛みとか悔いとかが一点も感じられない。連鎖なんてないと思うが、あるとしたらそうならないための命とか死についての教えがある。それをしないで保身に走るなんて最低ですよ」
舘野「うちでは、こういうことが行なわれてるんでしょうね」
羽鳥「そういうことを、遺族と話し合うという感覚がわからない。いじめが問題だといっている中で……」
赤江「人生の最後を改ざんするくらい罪深いことなのに、校長先生はあまり罪の意識がない」
羽鳥「発表も淡々として」
舘野「いじめは陰湿に進歩してるのに、先生は退歩してる」
宮田「ことなかれのいい例ですよ」
同じような話が多すぎるからね。まあ、ボロクソだった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト