いじめ自殺に校長痛みなし!「不慮の事故と生徒に説明したい」遺族に申し入れ

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   今月2日(2012年9月)、兵庫・川西市の県立高校2年生(17)が自宅で自殺した。このとき、校長が遺族に「(自殺でなく)不慮の事故と生徒に説明したい」ともちかけていたことがわかった。生徒はその後の調べでいじめにあっていたことがわかったが、学校は「自殺との関連はわからない」としている。

座席や机隠しても教師は見て見ぬふり

   生徒は自宅で首を吊って自殺した。校長は両親への電話で「自殺というと、連鎖が起こる恐れがある」と、「生徒には事故と説明したい」と申し入れた。遺族はこれを断ったため、始業式のあった3日の学年集会で「自ら命を絶った」と説明した。

   その後、生徒の間から「いじめがあった」という声が出たため、学校が7~11日に生徒からの聞き取り調査を行った結果、5月頃から3人の生徒が「虫」と呼んだり、ものを投げつけるなどのいじめを行なっていたことがわかった。座席を机ごと隠されるということもあったという。これは担任の教師も目撃していたが、それをいうと生徒を傷つけると思って言わなかったのだそうだ。席がないというのに? おかしいのは校長だけではないようだ。

   しかし、17日に記者会見した校長は「自殺と関連性があったのかなかったのか判断できません」といい、さらに自殺を事故にしようとしたことには、「できるだけ自殺という 言葉は避けたい。リストカット、自殺に関しては伝染性があると聞いていた」と語った。

   司会の羽鳥慎一「この打診はないですよね」

   赤江珠緒キャスター「信じられないですね」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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