ロンドン五輪の興奮がまだ収まらない。体操男子総合で金メダルに輝いた内村航平選手(23)の大変なフィーバーが続いている。きのう17日(2012年9月)、神奈川県相模原市で開かれた全日本社会人選手権には会場に入りきれないほどの女性ファンが詰めかけた。
会場となった市立綜合体育館には大会前日から200枚の当日券を求めるファンが列をつくり、一番乗りは朝7時半から並んだ40代の女性とその母親で、何と発売25時間前である。あまりの過熱ぶりに主催者側は通常の5倍の60人の警備員を配置した。最終的に300人近い行列ができきた。当日券は1枚1000円。混乱防止のため特別に有料にしたのだという。
やっぱり強い!団体、個人総合、跳馬、ゆか4冠
内村の魅力について――
60代の女性「かわいらしい」
30代「クールなところ」
10代「自分に酔っている感じがかっこいい」
20代「自信にあふれたドヤ顔が大好きです。元気が出ます」
40代「ここの前髪とわき毛ですかね。男らしいというか、ギャップというか」(身振り手振りの説明に隣で男の子がくすくす笑っていた)
ファンはグッズにも関心が高く、リポーターの田中良幸が首にかけていた内村の写真入り取材カードを下さいとせがまれ困ったそうだ。
内村はイベント続きでかなり疲労がたまっていたというが、ロンドン五輪でミスしたあん馬もきれいに着地を決め、団体、個人総合、跳馬、ゆかの4冠を獲得した。「会場に入っただけで拍手が沸き起こった。オリンピックで人気が上がったのがうれしい。今後もこの調子で応援してもらえたら」と話していた。
あす19日は地元長崎で凱旋パレード
田中「菊川さんもインタビューしていますよね」
サブキャスターの菊川怜「私もインタビューして大ファンになりました」
タレントの菊池桃子は「小さいころにやりたいことを我慢して努力したのが実を結んだといっていましたが、そのごほうびなのでしょうね」と話す。
国際ジャーナリストの竹田圭吾「本当はすごい研究熱心なのに、それをおくびにも出さないところがかっこいいとぼくは思います」
みんなに好かれる選手だ。あす19日は地元長崎で凱旋パレードがあるそうだ。