「週刊ポスト」ヒット提案!落選運動で名前あがる「民意裏切り議員」だれ?
「週刊ポスト」の「いまこそ落選運動を始めよう」がいい。「落選運動は政治の堕落を止めるためのいわば『最後の暴力装置』」と位置づけているところである。現在国民の最大関心事である5つの分野で、民意と逆行する行動をした政治家をランク付けしてその理由を書いている。
原発では、上から枝野幸男、細野剛志、仙谷由人の順である。枝野は原発事故の直後から「ただちに健康に影響はない」と繰り返し、国民から情報を隠蔽した罪である。
増税では、岡田克也、谷垣禎一、山口那津男で、意外にも野田佳彦は第4位である。岡田の罪は、衆院選でマニフェストをまとめる責任者であったにもかかわらず、野田の増税路線を推進したことである。
年金&子ども手当では、上から長妻昭、小宮山洋子、小沢一郎となっている。これには説明は要しないだろう。
公務員改革では仙谷由人、岡田克也、蓮舫。蓮舫は仕分けの女王などともて囃されたが、結局は財務省のシナリオ通りに演じた主演女優でしかなかったことの罪。
領土では前原誠司、安倍晋三、石破茂の順になっている。3位の石破は04年3月、中国の尖閣上陸問題発生時に、防衛長官として強制送還を容認した罪である。
現職議員たちの通信簿はこのようにつけられるが、「日本維新の会」から立候補してくる人間たちのデータはほとんどない。小泉チルドレンや小沢ガールズがブームに乗じて当選を果たしたが、玉石混淆ではなく、ほとんどが石ばかりであった。では橋下ベイビーズはどう判断したいいのか、ポストさん、教えて!
細野剛志原発担当相が、一時は代表選に出るやもしれないと騒がれたが、私が先週この欄で書いたように、結局は土壇場で断念した。輿石幹事長が出馬を煽っておいて、野田首相と次も幹事長の密約を交わしたとたん引きずり下ろしたと書いているところもあるが、「フライデー」は違う見方をしている。山本モナとの路チューもそうだが、ここに掲載されている「女装写真」が表に出ると困るからだというのだ。
本当かと思ってあわてて見てみたら、そこに写っていたのは可愛い~女の子ではないか。これは06年5月14日に細野の後援会の旅行で、新潟県の湯沢グランドホテルに泊まったとき、宴会で女装をして「麦畑」を踊ったときのものだという。実に可愛い。その写真の横には、フライデーが「本誌史上最も美しいとされる『路チュー』写真」と書くモナとのキスシーンが載っているが、たしかに絵になる男ではある。美しすぎる政治家が真の大物政治家になれるかどうかは、あと10年ぐらい雑巾がけをしなくてはわかるまい。