評価額5億円の尖閣諸島20億5000万円に釣り上げた地権者代表に元妻ら容赦ない批判
文春ばかりで恐縮だが、「尖閣『地権者』栗原家の正体」がおもしろい。尖閣諸島は国が20億5000万円で手に入れるようだが、地権者代表としてメディアに登場する栗原弘行の娘と元妻が、彼は虚言癖があり、女にだらしがなく、尖閣交渉を長引かせたのも高く売りつけるためだと容赦のない批判をしている。
義兄で尖閣の所有者である國起が尖閣諸島を購入したのは72年のこと。石油などの海底資源があるという噂を耳にし、現金で5000万円払ったという。いまの評価額は5億円だそうである。それがつり上がり新潮の同種の記事によれば、栗原家の手元に残るのは15億1800万円だと試算している。これほど多額の税金を使い、中国との関係を悪化させてまで購入する必要がある島なのか。私にはいまだ疑問に思えてならない。