那覇の第11管区海上保安本部によると、けさ14日(2012年9月)6時20分ころ、中国の海洋監視船「海監51」と「海監66」が、尖閣諸島の日本の領海に北から侵入した。巡視船から警告したところ、8時前に領海から出た。しかし、現在も別の監視船4隻が別の海域で領海に入っている。
台湾からも2000トン級巡視船
中国国営テレビは中国農業省担当者の話として、「16日正午に禁漁期間終了する。これにともない大量の中国漁船が東シナ海や尖閣諸島に向けて出航する」と伝えた。これら漁船を守るために、漁業監視船も派遣するとしている。
さらに、台湾の2000トン級の巡視船が尖閣に向かっているという情報もある。これには漁業関係者と40人近くの記者も乗っているという。
小松靖アナが偽装の漁船があるかもしれない。どう対応したらいいか」と聞くが、吉永みち子(作家)も答えようがない。「大量の漁船だとどうなるか。難しい。中国に監視してもらうよう、外交ルートで配慮してもらうか」なんていう。その外交ルートがやらせているのだ。中国はいまや戦争の一歩手前まで踏み込んでくるということだ。
猛烈な台風16号接近で思わぬ事態も
日本政府は官邸対策室を設置して情報収集をしている。野田首相は「警戒・監視に万全を期して参ります」としかいわないが、ここは腹をくくることにもなりそうだ。
ただ、この海域は台風の接近が気になる。900ヘクトパスカル、最大風速80メートルという猛烈な台風16号が、この週末に沖縄に近づく。ちょうど16日 あたりで、まさか「元寇の役」にはなるまいが…。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト