ここでも強かった!納豆、オクラ、長芋…
国立精神神経医療研究センターの功刀浩医師は言う。「うつ病が栄養指導でどれだけ治るかはまだ研究中ですが、葉酸を多く含む葉物(ほうれん草やブロッコリー)などの摂取が少ないと、うつ病のリスクが上がります。つまり糖尿病などの生活習慣病が、うつ病など脳に悪い影響を与えていたのです。食事を改めればうつ病も改善していきます」
徳島大学・武田英二教授は糖尿病研究から提案する。「うつ病予防には納豆やオクラ、長芋などのネバネバ食材が効果があります。ご飯が消化されるスピードが遅くなり、血糖値がやや低めになるからです。糖尿だと3倍うつ病になりやすく、うつ病も3倍糖尿になりやすい。相関関係のある病気の共通項は血糖値なんです。うつ病改善のための葉酸・葉物だけではなく、ネバネバ食材もたくさんとって下さい」
(磯G)