きのう9日(2012年9月)、大阪・なんばグランド花月で開かれた毎年恒例の「ナインティナインの日」に、現れたのは岡村隆史(42)だけだった。相方の矢部浩之(40)の姿がない。岡村が矢部の等身大の写真を脇に、「うちのこのガリガリくんが、3日前に胸が痛いと言いだしまして、肺に穴が開いていると」と話し出したので、会場はシーンとなった。
「シーンとするほどのことはないんですけど、いわゆるイケメン病なんです」と説明するのだがよくわからない。さらに、「2、3日中には退院するみたいなんです」「ボクも厄年のときバーンとなって半年休んだけど、彼も厄年なんですよ」なんていうもんだから、ますますわからない。
その矢部が病院から会場に電話してきた。「息苦しいんで早くして」「そやな、穴あいてるもんな」。タレントのなるみ(40)が「彼女(TBSの青木裕子アナ)は矢部君のパンツもってきてくれるの」と聞くと、「きょうは大サービスで2枚もってきてくれた」(大笑い)
長身やせ形の男性に多く、3日ほどで肺の穴修復
異変があったのは金曜日(7日)で、矢部からマネージャーに「胸が痛い」と電話があり、自力で都内の病院に行きそのまま緊急入院となった。診断は「肺気胸」といって、肺の表面に穴が開いてしまって、肺がパンクした状態なのだという。医師によると、肺の表面は薄い膜1枚なので、伸び縮みしているうちに破れることはあるのだそうだ。
長身、やせ形の男性に多く、矢部はまさに気胸体型だという。嵐の相葉雅紀(29)、俳優の佐藤健(23)も発症しており、これも同じ体型だ。なぜ長身、やせ形に多いのか。長身だと肺の形が引き伸ばされたようになって、肺の表面が薄く穴が開きやすいのだそうだ。大西洋平アナは「決して珍しい病気ではなく、穴は3日ほどでふさがるそうです」という。
司会の羽鳥慎一はきょうから夏休みで、代わりの小松靖アナが「(電話で)話していてもつらそうでしたものね。心配です」といっていたが、岡村をはじめ、だれもあまり心配している様子がない。そういえば、昨夜のサッカー番組にも姿がなかった。