被害者は功徳と思って「お接待」
司会の羽鳥慎一「お遍路さんもいろいろ事情があるだろうし、どこまで聞いていいかというのもある」
そうそう、首相を辞めてから歩いた人もいたっけ。
四国の人たちがお遍路さんを見る目は特別だ。「お接待」といって、お遍路さんを助けるのが昔からの風習だ。夏は冷やしたタオルを用意したり、夜危なくないように反射ベルトを用意したり。最近は接待木といって、みかん、いちじく、ブルーベリー、ビワなどを植えて、お遍路さんに自由に食べてもらうというのもある。おもてなしすることで、自分の功徳になるという考えだ。
吉永みち子(作家)「それがこんな形で傷ついちゃう」
長嶋一茂(スポーツキャスター)「それが一番怖いこと」
羽鳥「全体が疑われちゃうと、お遍路さんには迷惑ですよね」
赤江珠緒キャスター「容疑者は問題だが、お金を出した人は功徳を積んだことになるということですよね」
藤巻幸夫(ライフスタイルプロデューサー)「75歳 でこれをやるというのも哀れですよね」
お遍路姿も投資だったといことか。うーんと考え込まされる。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト