お遍路さん姿で75歳老女「ウソの身の上話で寸借詐欺」四国・高松

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被害者は功徳と思って「お接待」

   司会の羽鳥慎一「お遍路さんもいろいろ事情があるだろうし、どこまで聞いていいかというのもある」

   そうそう、首相を辞めてから歩いた人もいたっけ。

   四国の人たちがお遍路さんを見る目は特別だ。「お接待」といって、お遍路さんを助けるのが昔からの風習だ。夏は冷やしたタオルを用意したり、夜危なくないように反射ベルトを用意したり。最近は接待木といって、みかん、いちじく、ブルーベリー、ビワなどを植えて、お遍路さんに自由に食べてもらうというのもある。おもてなしすることで、自分の功徳になるという考えだ。

   吉永みち子(作家)「それがこんな形で傷ついちゃう」

   長嶋一茂(スポーツキャスター)「それが一番怖いこと」

   羽鳥「全体が疑われちゃうと、お遍路さんには迷惑ですよね」

   赤江珠緒キャスター「容疑者は問題だが、お金を出した人は功徳を積んだことになるということですよね」

   藤巻幸夫(ライフスタイルプロデューサー)「75歳 でこれをやるというのも哀れですよね」

   お遍路姿も投資だったといことか。うーんと考え込まされる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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