目黒「ゴミ袋窒息の三男」死亡―「幸せ人生」の母親なにが狂ったのか?

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   今月2日(2012年9月)、東京・目黒の高級住宅街で、母親に手足を縛られ頭からゴミ袋をかぶせられ、ほぼ窒息状態で病院に搬送された3男(5歳)が、おととい5日に死亡した。警察は母親の重田史都容疑者(41)を殺人未遂容疑で逮捕したが、「しつけのため」と供述しているという。

長野県内でも1、2の進学校で成績抜群の高校時代

   キャスターの笠井信輔「どんな家庭だったの?」

   岸本哲也レポーター「父親は会社役員で、目黒区内の3億円の豪邸に住み6人家族です。近所の人たちは幸せな家庭だと思っていたようです」

   笠井「そんなに裕福な暮らしをしていた母親が、なぜ自分の息子を手にかけたのだろう」

   史都は長野県出身で、岸本は取材に出かけていた。実家の近所の人は「毎年お盆と正月には子供たちを連れて帰ってきていて、事件が起こる2週間ぐらい前にも帰省して、おばあちゃんと子供たちの笑い声が聞こえて幸せそうだったよと」と話す。

   岸本「彼女が入学した高校は県内でも1、2という進学校で、彼女は成績も学年でもトップクラスで、ずば抜けて頭が良かったと昔のクラスメートが話していました。

   このため、クラスメートは卒業後は東京か関西の有名大学に進むものだと思っていたそうですが、そうではなくて地元の会計専門学校に入学したので、意外な思いがしたと語っています」

「言うことを聞かないので躾のためにやった」

   笠井「そんな優秀だった彼女がなぜ息子にゴミ袋を被せたのだろう。彼女に何が起きていたのでしょうか」

   岸本「重田容疑者は警察の取り調べに、言うことを聞かないので躾のためにやったと話しているそうです」

   コメンテーターのショーン川上(経営コンサルタント)「ひと口に頭がいいといっても、成績が優秀なアカデミースマートと人生のストリースマートの2つがあって、両者はまったく違う。彼女は何らかのジレンマやストレスを抱えていたのではないだろうか」

   そんなこと誰もがわかっていて、とりわけ彼女に何があったのかという関心なのだよ。訳知り顔するわりには、当たり前のことしか言わないコメンテーターはいらない。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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