この夏多発のゲリラ豪雨なぜ?「海水温の大幅上昇」が原因だった!

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   きのう6日(2012年9月)も列島各地をゲリラ豪雨が襲った。福井県では朝7時過ぎから猛烈な雨が降り始め、福井市内では1時間に62.5ミリという記録的な大雨となり、住宅の裏山の土砂が崩れ、民家の離れが真っ二つとなった。

   住人は「凄い雨が降ってきたなと思っていたら、突然、ドカンと大きな音がした。何だろうと思って外に出てみたら、離れが二つに分かれていた」と話す。

   福井に大雨を降らせた雲は東に移動し、午後には関東地方を襲った。気象予報士の天達武史は首都高を走って千葉から埼玉方面を取材していたが、「首都高から千葉方面を見ると、千葉の方は真っ黒な雷雲に覆われて、激しい雨が降っている様子がはっきり分かりました」と報じた。

気温に換算するとなんと20度の上昇で雷雲次々発生

   キャスターの笠井信輔「この夏はこれほどゲリラ豪雨が多いのはなぜなの?」

   天達「海水の表面温度上昇と関係があります。8月頃から海水温の上昇が始まり、現在は例年と比べて4度上昇しています。海水温の1度上昇を気温に換算すると、4度から5度上昇したことと同じです。つまり、20度以上も気温が上がっていることになります。このため、上昇気流の発生が激しくなり、雷雲ができやすくなっています」

   ピーコ(タレント・ファッション評論家)「私もロケに行っている時に豪雨にあいました。突然、雷とともに激しい雨が降ってきて、しばらくするとピタッと止まって。そしてまた激しい雨。昔の雨の降り方とはすっかり変わっています」

   笠井が天達に「このゲリラ豪雨はいつまで続くの?」と聞く。天達は「あと1週間ぐらいは警戒が必要です。でも、その後は台風の季節となりますから、台風にも注意して下さい」

   ゲリラ豪雨の次はスーパー台風か。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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