べらぼうに高い購入価格20億5000万円!通常の5倍~8倍
「地権者は国と大筋合意」という報道は正しかったようだ。中国外務省報道官はさっそく「いったい日本は日中関係をどこへ導こうとしているのか」と抗議した。まあ、それはそれ。むしろ、関心は20億5000万円という金額である。前例がないことだから、高いんだか安いんだかの判断がつかない。通常、国が借りている土地を取得する場合、賃料の10~15年分というらしいが、その計算だと、これは83年分とべらぼうに高い。
松尾貴史(タレント)「金額がどこから出てきたのかというのがひとつ。中国は怒っているが、内心ホッとしているかもしれない。石原さんがいろいろ造るとやっかいなことになる」
テレビ朝日の玉川徹ディレクターは「灯台を造りたいという人たちは、どこまで行く気なのか。それで中国が引くと思ってるのか。いま実行支配をして有利なのに、自衛隊の血が流れるようなことになってもらいたくない」
その通りだが、顔の見えない地権者といい、この話につきまとう「うさん臭さ」は何とかならないか。
文
ヤンヤン