不妊専門クリニックで5000円~1万円
こうした検査を受ける女性が増えている背景には、晩婚化による高齢出産の増加がある。夫婦でクリニックを訪れた人もいる。仕事を持っている34歳の妻がまだ仕事を続けるべきか、それとも出産を先にすべきか知りたかったためだ。
アナウンサーの森本さやかが言う。「いま高齢出産が当たり前みたいになって、有名人の高齢出産のニュースが伝えられますと、それを見て、私も、と思っても、そうできない人もいるわけです。この検査はいつ子どもを産むか、人生設計を考える目安になります」
司会の笠井信輔が菊川に聞く。「あなたは何歳まで産めます。あなたの卵子は多いです、少ないですって、知りたい?」
菊川「いやあ、正直、今わからないですよ」
「日経ウーマン」発行人の麓幸子さんは「まず正しい知識と情報を知ることが一番大切です。それによって、人生の選択肢や優先順位を考えることができる。これまで望まない妊娠をしないための情報はいっぱいあったが、望んだ場合の情報があまりなかった」という。
この検査は全国の不妊専門のクリニックで受けることが可能で、費用は5000円~1万円で、保険適用なしだそうだ。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト