橋下語録のインパクトは3ポイント
「とくダネ!」は過去7年の「橋下語録」から、橋下の言葉の力を検証した。そこでわかるのは、喜怒哀楽のメリハリがはっきりしていることだ。記者会見で涙を見せることもあれば、質問する記者とけんか腰で渡りあうこともある。アナウンサーの田中大貴が3つのポイントを上げた。
(1) 国民と同じ目線=「よく笑い、よく怒り、よく泣く」(田中アナ)。「国民がこう感じるだろうというところを俊敏に掴み取るのが天才的」(田﨑)
(2) 自ら敵をつくる=「けんかしながら支持を増やしていく小泉純一郎元首相に近いけんか民主主義」(田﨑)
(3) 不適切発言はすぐ謝罪する=「政治家が胡散臭いとみられている時代に、自分の失敗を認めることは国民に正直だとみられる。そのあたりの謝り方がすごくうまい(田﨑)
女優・歌手の菊池桃子は「強い物の言い方は嫌われる可能性があるのに、支持されているのは、いかに今、みんなが強いリーダーシップを求めているか、ということだと思います」
最後に笠井「こういう状況の中で、自らは次の衆院選には立候補しないといっていますが、どう思いますか」と国際ジャーナリストの竹田圭吾に聞く。「大阪府知事選の時も2万%出ないといっていた。最終的にどうなるか、まだわからない」
田﨑も「解散直後に急に出る可能性はある」とみる。橋下劇場、まだまだ目が離せない。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト