目黒住宅街「三男ポリ袋殺人未遂」母親の異様…きょうだいの前で犯行

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   東京・目黒の高級住宅街の碑文谷。中でもひときわ豪奢な3階建て住宅で事件は起きた。5歳の三男の手足をひもで縛り、ポリ袋をかぶせ殺害しようとしたとして母親の重田史都容疑者(41)が殺人未遂の疑いで逮捕された。経済的に恵まれ、一見幸せそうに見えた母親にいったい何が起きたのか。

表の顔は近所から一目置かれる高収入家庭の明るい主婦

   リポーターの岸本哲也が現場から報告する。「重田」と書かれた表札のある家には子どもの自転車が何台もあり、白いイタリアの高級車がとまっていた。家族は夫婦と母親、13歳、9歳、5歳の3人の男の子と3歳の長女の7人暮らしだ。

   事件が発覚したのは9月2日(2012年)の正午ごろだった。会社役員の夫が2階リビングの異変に気づいた。三男が手足を縛られ、頭と足からポリ服をかぶせられぐったりしている。三男は救急車で病院に搬送されたが、意識不明の重体だ。警察の調べによると、三男の足はあざができるほど強く縛られており、史都は他のきょうだいの見ている前でポリ袋かぶせたという。史都は「片づけをしなかったから」と供述している。

   専門家は「いくつかの手順を踏んでいった犯行だ。衝動的に子どもを殴ってしまう典型的な虐待例とは異なる」と指摘する。

   近所の人の話では、史都は静かな明るい感じの主婦で、三男は活発な子で兄とキャッチボールをするなど元気に遊んでいたという。岸本によると、「重田家は2、3年前に引っ越してきましたが、相当収入もあって立派な家庭で教育もちゃんとしていらっしゃるのだろうなと、近所から一目置かれた存在でした」という。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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