秋風が吹いてもいい頃なのに、31日(2012年8月)朝の都心の最低気温は27・6度と、今年1番暑く寝苦しい夜となった。気象予報士の藤宮郷が7、8月の東京都心の天気をふり返った。
まだまだ当分続くバカ暑さ
藤宮によると、7月は19日に最高気温が35度を超える猛暑日を記録した後、20日から一気に13度も下がり、22日までの3日間は22~23度と肌寒さを感じるほどだった。
猛烈な暑さがやってきたのは8月半ばからだった。司会の加藤浩次も「お盆を過ぎてから暑くなった感じでしたね」という通り、旧盆過ぎから35度以上の猛暑日が4日間もあった。
8月の平均気温は29・0度で、観測史上3番目の高温だという。8月の降雨量も25・0ミリで平年の7分の1だ。8月の東京は最高気温が30度を超える真夏日と熱帯夜の日数で、2010年とほぼ同じ記録的な暑さとなった。
では、このバカ暑さ、今後はどうなるのか。藤宮は「まだまだ暑い日が続きます」という。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト