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落合博満が倒れた!本人は大きなマスク姿で「元気だぞ。デタラメだ」

   タイトルがすごいのが「週刊ポスト」の「落合博満を襲った『顔面麻痺』119番! 緊急搬送」だ。しかし書かれていることは事実のようである。私の親しい落語家が、テレビで対談をしたいと落合側に申し込んだのだが、体調を理由に断られているからだ。

   それは8月16日午後2時頃起きた。和歌山県太地町の消防に通報が入り「落合記念館で人が倒れた」というのだ。この地は以前から落合が好み、シーズンオフになるとよく静養に訪れていた。93年に所有していた別荘を改築して記念館にしたのだ。

   「落合が脳卒中の疑いで運ばれたらしい」という噂はあっという間に拡がった。8月22日の13時頃、記念館の周りを取材していた記者の前に、落合記念館のロゴが入ったバンが現れ、落合本人と信子夫人が現れた。落合は顔を覆うような大きなマスクを着けていたが、記者の質問に、「誰が入院した? 元気だぞ。誰から聞いた? デタラメだ」とはっきり答えている。

   病院関係者の話によると、脳卒中が疑われたが出血はなく、脳梗塞が疑われたのか、最終的に神経内科で治療しているようだ。

   落合はまだ58歳。原辰徳が監督を引退すれば、次期巨人軍監督という下馬評もあるという。人間的にはともかく、野球理論やリーダーシップは日本野球界でも屈指の人間である。大事にならないことを祈りたい。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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