染五郎「右手も骨折」スタッフも流れ予測できない創作舞踊

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   27日(2012年8月)に東京・国立劇場の舞台セリから3メートル下に転落した歌舞伎俳優・市川染五郎のケガは、右側頭部および右半身の打撲と診断されたが、芸能レポーターの武藤まき子は「右手も骨折したようです。染五郎さんは運動神経がいいので転落した瞬間に頭を庇い、そのため右手も骨折したようです」と伝えた。

不幸中の幸い…セリの下げ最も浅い3メートルだった

   国立劇場の奈落は最大10メートルあり、セリも3メートル、6メートル、10メートルの3段階で上下する。染め五郎が落ちたときは3メートルで止まっていた。歌舞伎研究家の喜熨斗勝氏は「今回の公演は松本幸四郎さんを含め、親子3代で芸を繋いでいくという狙いがあった。舞台は暗く、ある意味では恐怖の場所。染五郎さんの踊りは創作舞踊で、スタッフも次にどんな動きをするのか分からなかったようだ」と解説した。

   田中大貴アナウンサーが国立劇場と同じようなセリのある市民ホールを取材した。「高さ3メートルから落ちるというのは、住宅の2階から落ちるという感覚です。しかも、本人にはスポットライトが当たっていますが、後ろは暗闇。セリが上がっているかどうかは目をこらさないと分かりません」という。

文   ナオジン
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