兵庫の14歳中学生 ニューヨークの音楽聖地コンテストでダントツ優勝

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   マイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダーを輩出したブラックミュージックの聖地、ニューヨークのアポロシアターで行われた「アマチュアナイト」というコンテストで、14歳の中学3年生・青野紗穂さん(兵庫県西宮市)が見事優勝した。

難しいホイットニー・ヒューストンの「I have nothing」で挑戦

   アマチュアナイトはスターを目指す素人が出演できるコンテストで、世界中から集まった500人の出場者の中から3人が本選に進んだ。青野さんが歌った曲は、ホイットニー・ヒューストンの「I have nothing」、歌唱力と声量が問われる非常に難しい曲だ。

   普段は体育と音楽が大好きという明るい中学生だが、ステージに上がってマイクを握ると一変した。パワフルで声量のある声が観客を魅了し、大歓声が起き、他の出場者の2倍の得点を獲得した。

   「スッキリ!!」に生出演した青野さんがが「I have nothing」を披露したが、「とても14歳とは思えない」(キャスターのテリー伊藤)、「すごい声量」(司会の加藤浩次)と絶賛する。

下手過ぎて最後まで歌わせてもらえなかった習い始め頃

   5歳の時にダンスを習い、10歳ごろからボイストレーニングなど本格的な歌のレッスンを始めた。ただ、はじめは下手過ぎて最後まで歌わせてもらえなかったらしい。それがバネになって、「先生に最後まで聞いてもらえるように」週5日の猛練習を続けたという。よく耐えたものだが、「私の夢でもあるし、好きなことでもあるので、そういうことを乗り越えるからこそ伝えたれるものもあると思う。辛いと思ったことはない」と、14歳にしてはしっかりした答えが返ってきた。

   歌唱指導の中島早紀先生も「練習してうまくなるタイプですね。1回教えたら次に教えるまでの間に、前回教えたことをほぼ完璧にしてくる。すごい努力家だ」と褒める。

   将来が楽しみな本格歌手のタマゴだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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