「協栄ジムからオファーの電話いただ きましたけど…」
関係者が驚いたのは、試合後の会見だった。「ボクシングはこの試合でひと区切りだと思っています。4年後には新しい選手が出てきて活躍してくれると思いますし、その頃にボクは メディアの前にいないですから」と話し始めたのだ。記者から「協栄ジムから1億円の オファーがあったと思いますが」と質問が出たが、「1億円ですか? 電話はいただ きましたけど、直接聞いてません。プロを選ぶことで金メダルを汚すくらいなら1億円なんていらない。まあ、100億っていわれたら考えますけどね」と笑った。
司会の羽鳥慎一「気持ちのいい発言ですね」
石原良純(テレント)が「だって(予選で)勝ったんでしょ、だったら本選に出るでしょう」
小松靖アナ「出ないようです」
前田典子(モデル)「だって見たいですよね」
小松によると、区切りならロンドンでよかったはずだが、ひとつ理由があった。京都府には10年以上お世話になっているので、京都府代表が本選に出場できるように力になりたかったと話しているという。いったん長期休養したいといい、指導者を目指すとかいう話もある。ふーん。
羽鳥「スタジオに来た時、薄々感じていましたけど、いい人です」
青木理(ジャーナリスト)「スポーツ選手は体とか人生、生活とか自分で決めるものだから」
石原「でも村田選手が出ると、ちっちゃい場所から大きな体育館になるんだから…。見たいですよ」
小松「ヒーローの条件が揃いすぎ。かっこよすぎます」
羽鳥「靴だけみつかってほしいですね」(大笑い)
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト