「妻から三行半」次は安倍晋三?アッキー「脱原発」「無農薬稲作」亭主尻目にひたすら自立

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総選挙で必ず落ちる民主党大物たち!海江田万里、長妻昭、辻元清美、原口一博…

   「週刊現代」で自民党の河野太郎が次の総裁選へ参戦すると表明している。この人のオヤジさん河野洋平は、みんなから好かれて御輿に担ぎ上げられたが、息子はもののいい方が直截すぎるのか、周りに人を集められない損な性格のように見える。だが、彼の徹底した反原発の姿勢は買いたい。長老支配への挑戦などどうでもいい。「原発は放棄します」「東京電力は徹底的に解体します」「消費税は全額年金に充てます」「文科省を解体します」という公約ははっきりしていていい。

   私がアドバイスするなら、オヤジが自民党の金権体質を批判して飛び出し、「新自由クラブ」をつくってブームを起こしたように、今こそ自民党などという旧態然としたところを飛び出し、この公約を旗印に仲間を集めて衆院選に臨むがいい。そのときどれだけの人が集まってくるのかで、この人の器量がわかる。直情径行型で人望の薄い河野だが、一世一代の賭に出れば、オヤジさん同様、公約に賛同してかなりの人が集まるかもしれない。

   彼に以前会ったとき、自民党を飛び出せといったのだが、首を縦には振らなかった。私は、自民党は腐蝕が進みすぎていて、内からの改革は不可能だと思うのだが。

   同じ現代が「民主党落選議員182人実名リスト」をやっているが、これがなかなか興味深い。民主党の票の減少が軽微であった場合でも落選する「落選危険度A」の議員にはこうした名前が挙がっている。「海江田万里(東京1区)、長妻昭(東京7区)、長島昭久(東京21区)、赤松広隆(愛知5区)、中井洽(三重1区)、辻元清美(大阪10区)、原口一博(佐賀1区)、福田衣里子(長崎2区)」

   総理候補にまでなった海江田やミスター年金の長妻も落選候補とは、民主党は解散したくないわけだ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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