「妻から三行半」次は安倍晋三?アッキー「脱原発」「無農薬稲作」亭主尻目にひたすら自立

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橋下大阪市長との連携どころじゃない…女房で頭が痛い元総理

   「週刊新潮」にチトおもしろい記事がある。「急進的反原発に染まりかけた元首相夫人『安倍昭恵』」がそれだ。夫の安倍晋三は橋下徹大阪市長から組まないかと誘われているそうで、ご機嫌がいいようだが、その妻アッキーが山口県知事選に出た反原発の旗手・飯田哲也環境エネルギー研究所長と親交があるというのだ。

   彼女は新潮のインタビューで、彼の講演会に行って、原発システムの在り方について疑問を抱くようになったと答えている。上関原発の建設予定地の祝島で、島中が建設阻止の反対運動を続けているが、そこへも行ってきたという。さすがに行くときは亭主から反対されたようだが、押し切ったそうである。

   彼女は大学院で学び直して修士課程を終えた。修士論文のテーマはミャンマーでの寺子屋教育で、お金がなくて学校に通えない子どもたちの支援も続けている。震災以降は自給自足の生活を目指して、無農薬稲作も手がけているそうだ。

   橋下市長は彼女のほうと組めば、もっと支持率を稼げるだろうに。ウルトラ保守の星・安倍元総理も、原発推進、憲法改正なんていっていると、小沢一郎のように、自立した妻から三行半を突き付けられないとも限らないな。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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