尖閣どこ吹く風!沖縄は中国観光客で大賑わい…去年のなんと27倍

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尖閣諸島は?「「中国領土だと思っているけど」「どこの国のものでもない」

   この中国ブームの大きな理由がビザ。昨年7月から個人観光客にも数次ビザが下りるようになった。3年間で何回でも来られる。それまでは1回ごとのビザで15日以内だったから違って当然。昨年の大震災で激減した観光客がこのビザで一気に回復した。ただし条件がひとつあって、「1泊目は沖縄」 (初回のみ)となっているのだ。

   買い求めるのは炊飯器、カメラ、粉ミルク…と幅広く、額も大きい。平均7万円という。大金を使う割には、店先に出してある試食品は全部食べていくそうで、しっかりしてる。

   その観光客に尖閣問題を聞くと、「中国の領土だと思っているけど」「どこの国のものでもない」などさすがに口は重い。日本側も「あまり触れない」「なんともいえない」などと気を使っている。

   司会の羽鳥慎一「こんなにいたんだ」

   井口「国際通りを歩いていると、日本人と中国人の区別がつかないのですが、中国語がたくさん聞こえてきます。店の人に見分け方を聞いたら、子どもが1人(1人っ子政策)なら中国人だそうです」

   東ちづる(タレント)「すごい人なんだけど、中国の人は買い物をしている。日本人は買い物してない。国民同士はいがみ合う必要はない」

   青木理(ジャーナリスト)「国と国の関係もあるが、直接話すと気持ちも違ってくる。民間がお互いの顔を見たうえで、外交の話もしましょうとなるべき。2010年は141万人来ていたのが、東日本大震災で減った。今年は戻るんじゃないかといわれているようですね」

   そうなってくれればいいけれど、渡辺副大臣は「海上保安庁の手に負えなくなったとき、海上自衛隊が」といっていた。漁船が大挙して押し寄せるなんてことがないように…、それが外交の役割だろう。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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