「五輪東京招致」盛り上がらない3つの理由―IOC調査でも支持最低

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「予算がかかる」「被災地の復興を優先すべき」「混雑が予想される」

   パレードのバスは4台に選手が乗って、5台目のJOCのバスはオリンピックの招致を呼び掛けていた。ロンドン五輪前のIOCの調査によると、「五輪開催を支持するかどうか」についての地元へのアンケートで、2020年の候補地3都市のうち、スペインのマドリードは78%、トルコのイスタンブールは73%が支持で、東京は47%だった。「とくダネ!」がロンドン五輪終了後に関東地方の10代から60代の男女1000人に調査したところ、東京開催に「賛成」55・1%、「反対」17・6%、「どちらでもない」が27・3%だった。反対の理由は(1)予算がかかる(2)被災地の復興を優先すべき(3)混雑が予想されるなどだ。

   小倉「竹田さんはどうですか」

   竹田「ぼくはあまり積極的には賛成ではありません。日本や東京にいいことがあるというだけでなく、東京でやることは世界全体のために意味があるんだということをもっとアピールするべきだと思います」

   女優・歌手の菊池桃子は「メリット、デメリットの材料をもっと出してほしい」

   司会の菊川怜「じかに見たいという気持ちもありますが、反対の理由を見ると、もっと吟味した方がいいのかなと思いました」

   小倉「ぼくは積極的な賛成派なんですが、最近のオリンピックを全部この目で見て、東京オリンピックの時は聖火を持って走った。オリンピックをじかに見るのがどんなに素晴らしいか、若い人たちに見せてあげたいのです」

   2020年の開催地が決まるのは来年(2013年)9月だ。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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