桐光学園・松井裕樹「68奪三振」で甲子園終わる!史上3位、1試合あたり断トツ

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   ここまで3試合で53個の三振を奪って注目された桐光学園(神奈川)2年生の左腕、松井裕樹投手(16)は、20日(2012年8月)に行われた光星学院(青森)に3-0で敗れ、夏の甲子園を終えた。敗れはしたものの、松井はこの日も15三振を奪い、大会で奪った三振数は史上3位の68個を記録した。

江川卓「彼のスライダーは消える魔球」

   松井は身長174センチ、74キロで最高球速は147キロ。見かけはごく普通の投手だ。では、なぜ打者は打てないのか。春の甲子園で1試合20奪三振を記録したことがある江川卓(現野球解説者)は、松井の球は見えなくなる魔球のようだと次のように言う。

「スライダーという曲がるボールを投げるが、高校生が思っているより曲がりが激しい。相手のバッターがからすると、松井選手のボールが消えてしまうイメージだから、どうしようもない」

   1大会(6試合)の奪三振記録は、徳島商業のエースだった坂東英二(現タレント)の83個で、この記録こそ破れなかったが、6試合で54奪三振の記録を残した松坂大輔(現レッド・ソックス)や田中将大(現楽天)をはるかに超え、4試合68個の奪三振の記録を残した。1試合あたりにすれば、板東13・8個に対して、松井は17個と断トツだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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