夫の交通事故で洋食屋閉店―ボケちゃうからと始めた歌
これにはわけがあった。昨年、安夫さんが交通事故にあって体調を崩し、38年間営んできた洋食店を閉店した。2人きりの生活を見た息子が、「ヒマすぎるとぼけちゃうんじゃないかと、もう1回人生を用意したよという感じ」で提案した。順子さんは「息子の歌だから歌える。はじけられるんですよ」という。ふーん。
「もしドラ」の作家・岩崎夏海は「津軽じょんがらとかは、テクノと合うんです。吉幾三さんのものなんかもそう。青森はいまチャンスだと思いますよ」なんていう。
吉永みち子(作家)「まりおが偉かった。自分で歌ってたら、ここまではじけないからね」
藤巻幸夫(カリスマバイヤー)「60に見えないね。生き生きしてる」
羽鳥「安夫さんもその気になって練習しているらしい。ここまで来たら、年末の……(爆笑)。聞いてみたら、『息子と2人だったら』と話してました」
岩崎「年寄りが勇気づけられる」
羽鳥「突然出てきた順子。もうだれも順子を止められない」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト