本当に社会保障に使われるのか?公共事業に回る心配
青木理(ジャーナリスト)「1000兆円の赤字があるからやむをえないという意見もあるが、これは『税と社会保障の一体改革』なのに、増税は決まったが社会保障はこれからなんですよね」
前田「公共事業はどうなるんですか」
青木「野田さんは消費増税分は全部社会保障に使うといってるけど、わかりませんよね。それに消費税は逆進性が強い(低所得ほど負担が重い)。それをどうするかもこれからなのに、永田町は政局モードになっている」
石原良純(タレント)「こうなったら、国の支出を全部見ていないといけない。なんで解散なのか。何をしてくれるのか見てないと」
青木「放っておくとまた公共事業に使われるかもしれない」
これで国民がもう少し国の金の使い道に目を光らせるようになれば、ひとつの進歩。国民は鷹揚であってはいけない。それが民主主義。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト