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絶不調!石川遼ワガママひどくなるばかり…これじゃあ復活ムリがある!

   このところスクープを連発し、今週も米兵レイプ事件で気を吐く「週刊文春」だが、先週号で「AKB48がついに週刊文春に登場!」と、東京ドームで行われるAKB48公演のオフィシャルムックを文藝春秋から出すことを「告白」した。今週もAKB48のセンターだった前田敦子を巻頭の「原色美女図鑑」でやっている。

   先週のこの欄で「オフィシャルムックを出しておいて、これからもAKB48のスキャンダルを書き続けられるのか」と書いたが、その心配が現実のものになりそうな、文春の入れ込みようである。

   合併号といえばワイド特集が売りだが、オリンピックのこぼれ話を追いかけるのに忙しかったのか、めぼしいものがない。わずかに文春の「『新婚気分で世界をラウンド』石川遼が腹心キャディを斬っちゃった」がおもしろい。

   日本時間の8月10日金曜日早朝から世界最強プロゴルファー決定戦「全米プロゴルフ選手権」が開幕する。注目はタイガー・ウッズだが、石川にも2日目までは視線が集まる。というのも、2010年11月に国内の大会で優勝して以来、2年近く勝利がなく、海外メジャーは5戦連続予選落ちだからだ。ゴルフ専門誌デスクがこう語る。

「遼クンを支えるはずの『チーム遼』のスタッフが、もはや遼クンから心が離れています。ミスショットをすれば、『ヘタくそだなぁ』と陰口をたたき、予選落ちすれば、『今週はこれでウチに帰れる!』と喜ぶ。もはや空中分解の様相です」

   一人のスタッフが辞め、専属トレーナーも離れ、長年コンビを組んできたキャディの加藤も突然斬られてしまったというのだ。練習場でも加藤がティーとボールをセットして、遼は打つだけ。ラウンド中に食べたバナナまで加藤が片付けていたというのだが、ゴルフに集中させようと何から何までスタッフが準備してきたために、遼は自分自身で何もやらなくなってしまった。先のゴルフ専門誌デスクはこうもいう。

「最近の石川選手を見ていると、一旦崩れると、我慢できずにズルズルと崩れてしまう。その時のイライラぶりは、正直、ワガママな子どもみたいでしたよ。ゴルフは精神力のスポーツ。いい機会ですから、チーム遼も解散して環境を変え、全てを自分一人でやってみる。そうして精神力を鍛え直さなければ、復活は難しいと思います」

   神童も20過ぎればただの人という言葉があるが、天才少年・石川遼は人生初の正念場を迎えているようだ。

   最後に「週刊朝日」のカラーグラビアに載っている俳優・高倉健、81歳の言葉を記しておく。「じじいなんだけど、自分にはそんな自覚がありません。声がかかる限り仕事はしますよ。そして、長く生きているものとして、経験も感謝も恨みも、伝えていきます」

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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