小原日登美「金」試合前から右目に青タンなぜ?それでも勝った!

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   レスリング女子で63キロ級の伊調馨(28)と48キロ級の小原日登美(31)が金メダルを獲得した。伊調は日本女子初めての五輪3連覇、小原は最初で最後の晴れ舞台で金メダルに輝いた。

伊調馨「姉の声が天の声になって聞こえてきた」

   伊調は姉の千春を気遣ってこう語った。「試合中、会場が一瞬静かになった時に、千春の声が天の声みたいに聞こえ、気が楽になった。不思議ですよね」

   小さい時から姉の背中を見ながらレスリングに取り組んできた伊調に転機が訪れたのは、北京五輪で2連覇を果たした直後だった。アテネ五輪と同様、銀メダルで終わった姉が突然に引退を表明したのだ。

   目標を見失った伊調は、レスリングをやめようかと思ったという。長い休養期間に入っていた伊調を再びレスリングに向かわせたのは、男子日本代表の合宿に参加した時だった。男子レスリングの多彩な攻撃型レスリングに魅了され、ロンドンを目指すことにした。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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