自民党一転!「3党合意破棄・解散要求・不信任案」政局優先の反則技ありか!?

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   消費税増税等の税金や社会保障の改悪、いや改革法案が今国会で成立する見込みかと思いきや、自民党が法案成立と引き替えに、野田内閣に衆院解散の確約を要求。これに野田が応じないというので、自民は3党合意を破棄する構えを見せている。「朝ズバッ!」が伝えるところの読売新聞記事などによれば、自民党内では3党合意の破棄と衆院解散を求める「強硬論」が強まっているんだそうな。

消費増税まだしも…次々つぶれる需要法案

   こうした状況にコメンテイターの杉尾秀哉TBS解説・専門記者室長は「ボクはひと言で言って非常に怒ってます」と顔を紅潮させた。

「3党合意って何だったんですかね。もともと自民党は消費税10%を掲げて参院選を戦っていた。谷垣さんも筋金入りの財政再建論者ですよ」

   政策ではなく、政局と権力欲でうごめき、離合集散する政治家こそまさにニッポン政治の伝統、お家芸、鑑、金メダルといったところだが、「朝ズバッ!」のコメンテイターにはウケが悪い。

   杉尾はこのままでは、消費税をはじめ、懸案の重要法案がつぶれると危惧する。「この日本の政治状況が市場、外国からどう見られるかを考えてるのか。何がなんでも解散総選挙させなきゃ気が済まないって、それでいいんですか」

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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