なでしこ明日未明「フランス戦」、男子・永井は出場できるか
卓球女子団体も準決勝で勝ち銀以上が確定した。日本の卓球で五輪のメダルは初。福原愛の悲願でもあった。司会の赤江珠緒は「愛ちゃんも号泣でした」と伝える。対戦相手はシンガポールで、一番手の福原愛がまず個人準決勝で石川佳純が負けた選手をストレートで下し、石川もまた別の選手に勝ち、さらに平野早矢香、石川のダブルスも勝った。その瞬間、矢野、石川が抱き合い、控えにいた福原は顔を覆った。福原は「北京が終わってから本当に悔しくて、夢にまで見たメダルを3人でとれてうれしい」。
会場にいた福原の母千代さんは「笑って帰れそうです。みんなに助けられて」としみじみ。幼かった泣き虫愛ちゃんの姿を、日本中が覚えているもんなぁ。決勝は7日。
サッカーはどうか。なでしこは明日7日未明にフランスと戦う。オリンピック前の親善試合で負けているが、対フランス戦の弱点がわかってかえっていいかもしれない。
サッカー男子は44年ぶりの準決勝である。「谷間の世代」といわれたのがウソのような快進撃だ。エジプト戦で先取点をあげたFW永 井謙佑選手のスピードが話題になった。モロッコ戦で時速33.57キロは、米国の短距離界のエースだったカー ル・ルイス級なのだという。そんなこと聞くとますます寝不足になりそう。永井はけがが心配だが…。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト