3年前に「幻の世界新」高速水着で公認されず
09年5月にオーストラリアで行なわれた日豪対抗戦で、入江は200メートルで幻の世界新を出している。1秒以上も縮めたのだが、高速水着が公認されなかったのだ。これで入江は金メダルしか眼中になくなった。観客席で応援していた父・智英さんも「悔しいだけだと思いますよ、あの顔見たら」。母の久美子さんも「100メートルの銅はうれしかったけどね」
シドニー五輪の400メートルリレー銅メダリスト・田中雅美がいう。「アメリカのソニという選手がトバしているのに付いていっている。自己ベストというのがすごいですよね。世界選手権で決勝に残ったことがないのに…」
司会の羽鳥慎一「笑顔がさわやかでしたね」
長嶋一茂(スポーツキャスター)「負けた時でも笑顔でしたね。強い人だ」
羽鳥「一方の入江選手は銀でも『負けた』と」
田中「ロクテに勝てば金メダルだという意識でレースに臨んでいて、勝ったと思ったらクラーリーが速かった、後半全然ばてなかったですね」
羽鳥「意識の中ではダメな2位となる」
田中「まだ22歳ですよ。北島選手は29歳だから、あと2大会くらいはチャレンジできる」
羽鳥「連日、感動しますね」
田中「まだリレーはあります。北島選手も見られる」
週末も寝不足か。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト