寺本明日香―16歳の女子高生、身長150センチ、体重30数キロ。きのう2日(2012年8月)に行われたロンドン五輪体操・女子個人総合決勝で、寺本が予選27位から11位に浮上した。勉強のほうの得意科目は世界史で、苦手なのは数学と体育という。
「授業で苦手なのは体育なんです」体操選手なのに!?
小倉智昭がロンドンに行っているため、代行司会の笠井信輔アナは「体操選手なのに体育が苦手とは意外」と驚くと、ゲストのバルセロナ五輪銅メダリストの池谷幸雄は「僕も体育は苦手でした。跳べ言われれば跳べますが、道具を使うスポーツは苦手でした」と話す。
寺本は「やりきったという感じで満足。全部濃密にできたことがうれしい。最高の思い出になった」と話す。池谷は「3日間で合計12種目の競技で、すべてノーミス。これは世界のトップレベルです」と解説する。
小さいからだ生かすには「ひねり技」
コメンテーターのピーコ(タレント・ファッション評論家)「私も決勝の試合を見ていたけど、上位の選手たちはもっと難しい技をこなしていた。もっと美しくもっと高く、もう一歩という感じがした」
笠井「今後の寺本選手の課題はなんでしょうかね」
池谷「彼女は小柄ですから、体を大きく見せる必要がある。そのためには、より難度の高い技が必要ですね。彼女の得意とする跳馬では、あと1回の体のひねりを入れたい。でも、彼女はまだ16歳ですから、次のブラジル大会までには十分時間があります」
よくやった!明日香ちゃん。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト