馬術1次予選・法華津寛71歳「いまも成長している自分を感じる」

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   毎朝6時ごろの朝刊一面チェックコーナーは、このごろなおざり気味である。なにせどの新聞を見ても五輪五輪メダルメダルだから、番組で飽きるほどやっていることとほとんど変わりがない。けさ3日(2012年8月)は、ほぼすべての新聞が体操金メダルの内村航平選手を1面に持ってきていたという。

馬の動きの美しさを採点。現在、暫定17位

   そんななか、「私たちが注目したのは…法華津さん」と司会の井上貴博アナが言う(みのもんたはロンドンから日本への移動中とのことで、今朝の番組を欠席した)。馬術のオリンピック日本代表、法華津寛選手が2日に始まった個人1次予選に出場したことを毎日新聞が1面で伝えていたのである。

   法華津は12歳で馬術を始め、1964年の東京オリンピックに出場、08年に北京五輪に続き3度目だ。馬場馬術は馬の動きの美しさを競う採点競技で、2日から始まった1次予選では内容が決められた規定演技を、7人の審判員が判定する。50人が出場予定で、法華津は暫定17位だ。

   コメンテイターの与良正男・毎日新聞論説委員は、71歳の法華津がもっとも注目している五輪選手だという。「ほんとにビックリしたんだけど、法華津さんはいまも成長している自分を感じるというんだよね。これ、見習わなくちゃいけないと、いつも思ってます」

   人は何歳でも成長できる、と人は思いたいものではある。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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