「いままで具体的な政策が見えないと言われていたが、いよいよ動きだしましたね」。司会の井上貴博アナが言う。オザワ党、いや「国民の生活が第一」の小沢代表がきのう1日(2012年8月)、党の基本政策を発表した。そこには10年後に原発ゼロ、消費税増税反対、地方への大幅な財源・権限委譲などが謳われているそうな。
政治記者にとってはオリンピックより注目点
コメンテイターの金井辰樹・東京新聞政治部次長は、「TPP」の扱いが注目だとする。オザワ党にはTPP反対の議員が多く参加しているが、オザワが連帯を目論む橋下大阪市長はTPP賛成を打ち出している。
「そこをどうするかと思ったが、きのうの段階では明確な方向を示さなかった。今後どういう方向を出すかで、第三極の連帯に大きな影響があると思って注目しています」
政治記者はともかくとして、番組全体的には、オザワの政策はロンドン五輪の陰にすっぽりと隠れ、本人の肉声などもなく、どちらかといえば無視に近かった。
文
ボンド柳生