軽井沢「人気薄スポット」混雑離れて旧中山道・峠の茶屋でかき氷

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いい旅夢気分(テレビ東京7月18日よる8時)>お洒落な避暑リゾートとして「軽井沢」は断トツ人気でしょうが、夏休み真っ盛りのこの時期は、通りは大変な人混み、道路大渋滞、駐車場満車、お店満杯…と、のんびりするどころではありません。えっ、それでも行きたいですか。だったら、あまり知られていない「人気薄スポット」をご紹介します。

浅間山、八ヶ岳、南アルプスを眺めながら「浅野屋」の抹茶パン

   大西結花、浅香唯、中村由真の「スケバン刑事」同窓会トリオが「旧軽井沢銀座」にいました。通称「旧軽」。軽井沢の中でもっとも人が集まるところで、別荘族向けの食品店やカフェ、レストランが並び、ここに来なければ軽井沢に行ったことにならないなんていう「名所」です。通りにあるパン屋さん「ブランジェ浅野屋」はあまりにも有名ですが、3人も人気の石窯で焼く「抹茶パン」(量り売りあり)と「ブルーベリー&クリームチーズ」を購入します。

   ここまでは「定番の軽井沢の歩き方」ですが、3人が向かったのは旧中山道の碓井峠。ここの見晴台で浅間山や八ヶ岳、南アルプスを眺めながらさっきのパンを食べようという作戦です。見晴台までは旧軽銀座から3キロほどで、ぶらぶら歩くもよし、ボンネットバスに揺られて行くもよし。はるか安中・佐久まで見晴らせ、涼しい高原の風がなんとも気持ちがいいはずです。

長野・群馬にまたがる2つの神社

   このすぐそばにちょっと変わった神社があります。「熊野皇大神社」と「熊野神社」で、隣り合って一つの神社のように見えるのですが、群馬県と長野県の県境にあって、「熊野皇大神社」は長野側、「熊野神社」は群馬側に建っています。宮司さんも2人いて、賽銭箱もお守りもそれぞれにあります。両方ともお詣りすれば御利益も2倍というところかな。

   ここは旧中山道の碓井峠の頂きで、神社の向かいに「峠の茶屋」があります。お店も群馬・長野にまたがっていて、中に県境の赤い線が引いてあります。名物はちから餅。峠を登ってきた旅人がこれで力を付けたというわけです。ちから餅は1皿450円で、あんこ、きなこ、ごま、くるみなど6種類。夏はこれをかき氷に乗っけた「ちから餅氷」(500円)をおすすめします。蝉時雨の中で味わうかき氷―ひと味違った軽井沢のお洒落な楽しみ方ではないでしょうか。

(涼)

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