「金メダル狙っていたが…。会心のレースでした」
試合後、松田は「金メダルを狙っていたので少し悔しい思いがありますが、北京から4年たって、また五輪に戻って来られてメダルを取れたのでうれしい。結果的に3番手でしたけれど、会心のレースができました」と満足そうな表情で語る。
ロンドンにいる司会の小倉智昭は松田のレースにこんな感想を持った。「またこの晴れ舞台に戻ってこられた喜びを表しているような状態でした。でも、北京大会8冠の怪物である米国のマイケル・フェルプス選手に迫ろうとしている時に、内側から南アフリカの選手に抜かれてしまった。悔しい思いはあったと思います」
でも、2位のマイケル・フェルプスと100分の2秒差というのだから、世界のトップランクだ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト