北島康介100メートル5位…タイム悪くなかったが世界がレベルアップ

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   司会の羽鳥慎一が開口一番「寝不足ですか」という。そう、日本中が眠い。我慢できずに寝込んだ頃に飛び込んできたのが、「北島康介が100メートルで5位」という残念ニュースだった。明暗こもごもだが、まずは「暗」から。

金メダルのアテネ五輪より好タイム!ただ、1位は世界新

   北島3連覇ならずの報は、日本時間の30日(2012年7月)午前4時すぎに流れた。59秒79というタイムは予選(59秒63、2 位)、準決勝(59秒69、6位)より悪かった。準決勝のあと、「記録をあげられなかったのでもう1回確認しないといけない」といっていたのだが、「確認」できなかったのか。北島は「残念。期待してくれた人たちに申しわけない」といい、「気持ちを入れ替えて200㍍でも…」と言いかけて、「でも、じゃなかったですね。200ではがんばります」と割とサバサバした表情だった。

   北島の盟友・細川大輔(元競泳日本代表)がスタジオで「4年間組み立ててきたものが実現できなかった。悔しいでしょう。全体的にレベルがあがっていて少々あせったというのがあるかもしれない」と話す。コメンテーターの石原良純(タレント)は「そんなに悪いわけじゃない」という。北京五輪の58秒91には及ばないが、アテネよりは上だ。北島は4月の日本選手権で北京の記録を塗り替えて日本新を出したが、1位のファンデルバーグ(南ア)は58秒46の世界新だった。

女子アーチェリー初の「銅」!土壇場でしっかり最高ポイント10点

   「明」の方にはいろいろあった。女子のアーチェリーで日本が銅メダルをとった。女子では初という。ロシアとの3位争いを見事に制した。

   司会の赤江珠緒「10点必要なときに10点出すのはすごい」

   石原「(的まで)70メートルもあるんですよ」

   重量挙げの三宅宏美(26)もスナッチで87キロ、ジャークで110キロの197キロの日本記録を出して銀メダルをとった。父親の義行さんと二人三脚の12年間で、ついに父 (メキシコで銅)を超えるメダルを獲得した。義行さんは「でかしたよ、よかったよ」。アテネ、北京で流した悔し涙は日本中が覚えているぞ。

   石原「お父さんの笑顔が見たいというのは…、普通はない」

   水泳では高校生の萩野公介(17) が400メートル個人メドレーで銅メダルに輝いた。フェルプスに勝った。小松靖アナの「ニュースアップ!」コーナーで、8年前の小学校4年生のときの大会で、中学生に負けずに泳ぐ姿が紹介された。

   柔道60キロ級で銀メダルの平岡拓晃は母親の雅子さんとの長い物語がある。サッカー男子はこの朝モロッコを破って決勝リーグ進出を決めた。体操では田中兄弟のがんばりで、団体予選を突破した。

   こんな調子がずっと続くのか。これはますます寝不足になる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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