「勝因は守備をサボらなかったこと。プラン通りのサッカー」
元日本代表の金田喜稔は「試合に勝てたのは、スペインのスタイルと似ているメキシコ戦で慣れ親しんだことがものすごく大きい。ショートパス主体のスペインサッカーに対抗できた。今回は奇跡ではないんです。実力です」という。
笠井信輔アナ「国際試合でスペインに勝ったのは初めてですね。試合自体はどこがよかったのですか」
金田「いまの日本は全体で守備をサボらない。組織的守備ができるのがものすごく大きかったですね。スペインにゲームを支配されることは分かっていました。レベルが高いですから。ただそこから先、きちっとした守備でシュートエリアでシュートを打たせない、最後のところで体を張る。そしてボールを奪い、時間をかけないで相手ゴールにボールを運んで行くという狙いはできていました。プラン通りのサッカーができたのは日本なんです」
次の試合は小倉が「アフリカ地区で2位ですから侮れないですよ」というモロッコ戦(30日午前1時)だ。勝てば3大会ぶりの決勝進出が決まる。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト