実用配備から足かけ7年。米海兵隊航空機では低い事故率
そもそも、実用配備になって足かけ7年か。すでに世界各地に展開されている飛行機にあらためて「安全か」とはおかしな話だ。「事故が多い」はいまやオスプレイの枕詞だが、事故率を見るとむしろ海兵隊の全航空機の平均事故率よりは低い。それがなぜ「危険だ」となるのか。そこがわからない。
しかし、司会のみのもんたは「オスプレイは危険」で固まっている。いずれ行なわれる飛行訓練では、山口県に近い新たなルートが使われる可能性がいわれている。「安保で守ってやってるんだから危険な訓練させろってのはおかしいよね。これをアメリカの新聞がどこまで報道してくれているか。外国人記者クラブでアピールしないと」なんていう。さらに、「なぜこういうものを日本に持ち込むんだ。日本の国民の気持ちを逆なでするのは どういう意図なのか」ときた。アメリカは「こういうもの」とも思っていないし、逆なでの意図なんてありゃしない。安全だと思っているんだから。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト