昆布水の威力!水に細切りをひと晩…どんな料理も「オオ~ッ」の旨さアップ

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   昆布で上手に出汁を取る―プロでもなかなか難しいが、大阪の昆布問屋の主人・喜多條清光さんは革命的な昆布の使い方を編み出した。「昆布水」だ。昆布出汁ではない。水に昆布を入れてひと晩おくだけなのだが、そのまま飲んでみると「ただの水」。それどころか「ちょっと臭いような水」なのだが、これを沸かすと「とんでもなくおいしい水」に豹変するのだ。

1リットルの水に昆布10グラムを冷蔵庫保管

   昆布水の旨味を十分に引き出すコツは、「平べったいだし昆布を細かく細切にして旨味成分が出やすいようにすること」(喜多條さん)で、1リットルの水に昆布10グラムが目安だ。これで「湯を注いで3分」の即席ラーメンに使った内藤裕子アナは「エッ、全然違いますね。本格ラーメンです」と驚く。

   これからの季節、そうめんや冷たいそばのつゆの希釈、蒸し野菜の蒸し水、冷凍魚介類の解凍、カレー、シチュー、ビシソワーズなどに使えば、アッと驚くワンランク上の料理になるというわけである。

   喜多條さん「使い終わった刻み昆布はタップリのオリーブオイルにひと晩つけておけば、ハムと玉ネギのチャーハン、ハンバーグの挽肉に合わせれば焼き上がりでケチャップやデミグラソースがいらない程おいしい」

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