オスプレイやっぱりコワ~!米国NYデモ飛行で樹木なぎ倒し観客10数人負傷

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   「とくダネ!」が始まった23日(2012年7月)午前8時ちょうど、米軍岩国基地(山口県岩国市)に接岸した民間輸送船「グリーン・リッジ」の船倉後尾からオスプレイが初めて姿を現した。主翼は胴体の上に縦に収められ、両端にあるプロペラは折り畳まれたまま陸揚げ作業は慎重におこなわれた。1機陸揚げするのに30分を要するというから、12機全部を陸揚げするには半日かかる。

沖縄、九州、四国、東北などで150メートルの低空飛行訓練

   米軍の予定では、このオスプレイを岩国基地で組み立て、整備したうえで9月に沖縄・普天間飛行場に飛行させ、10月から本格運用するという。

   米軍の作成したオスプレイ配備運用の資料によると、沖縄、九州、四国、東北に設定された6つの飛行ルートで150メートルの低空で飛行訓練を予定しているという。実は、危険なのは事故だけではなく、この低空飛行が怖い。「とくダネ!」が入手した2年前の5月に米ニューヨーク・スタテン島で行われたデモ低空飛行中の映像を見ると、観客いるところへ低空で近づいたオスプレイが砂塵を舞い上げ、周囲の樹木をなぎ倒し、まるで竜巻が起きたような光景だ。なぎ倒された木で観客10数人が負傷した。

中身はっきりしないカーター国防副長官「耐空性を再確認」

   来日中のカーター国防副長官は「耐空性が再確認されるまで、オスプレイが日本で飛行することはない。日本政府とも合意している」と述べているが、耐空性の確認とは何なのかはっきりしない。森本防衛相は「アメリカが配備時期を動かす考えはないし、わが方もありません」とアメリカに逆らわない方針だ。

   キャスターの小倉智昭「当然、組み立てて飛ばし最終的に安全OKというわけでしょう。12機持ってきて米軍が(安全上)ダメだと言うはずないよね」

   低空を飛ぶだけで危険な訓練を日本の陸地でやられてはたまらないが、元航空自衛隊出身の森本大臣はその安全の担保をちゃんと取ってあるのかどうか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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