「大事なのはいじめは絶対許さないという強い姿勢」(担当教諭)
司会の羽鳥慎一が電話で伏見教諭に聞く。「泣くまで反省を迫るのですか」
伏見「いじめは絶対許さないという姿勢を貫いています」
羽鳥「すぐ謝らせない、というのは?」
伏見「加害生徒はすぐスッキリしたい気持ちあるが、十分反省してもらうために3日から1週間待ってもらう」
大津市の取り組みと比較して明らかに違うのは、「いじめは許さない」という学校側の強い姿勢だ。いじめがあったという情報をもとに、教師がチームで対応し、加害生徒と1対1で別室で事情を聞く。最後は保護者も交え報告する。「加害者にも人権がある」といった及び腰ではない。確認した事実からいじめを認めさせ、「泣くまで反省を迫る」。事実認定の難しさもあるが、こうした教師の真剣な取り組みこそ今求められているのだろう。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト