大津いじめ自殺捜査どうなる?加害生徒の立件に「3つの厚い壁」

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   大津市立皇子山中学2年の男子生徒の自殺で、父親が18日(2012年7月)、加害側の同級生3人を大津署に刑事告訴した。これまで父親は3回にわたって被害届を出そうとしたが、そのたびに「被害者が死亡して捜査が難しい」と大津署は受理せず、4回目にしてようやく受けとった。

被害生徒の父親「罰を受け謝罪し更生してくれることを望む」

   告訴後に記者会見した父親の代理人弁護士によると、容疑は学校側が全校生徒を対象に行ったアンケート調査の回答をもとに、暴行、強要、器物損壊、脅迫、恐喝、窃盗の6つに及んでいる。弁護士が読み上げた父親のコメントは、「今回ようやく告訴を受け取ってもらい、息子に報告できる。事実が解明され、加害少年が罰を受け、自分がしたことを謝罪し、しっかり更生してくれることを望む」だった。

   その同級生3人は、誰かが知恵をつけているのだろうが、反省どころか、警察の調べに対して「いじめではなく遊びだった」と否認しているという。全校生を対象にしたアンケート回答が正しければ、連日の殴る蹴る、ハチを食べさせる、執拗に自殺の練習をさせるなど、遊びにしては度が過ぎ、間違いなく犯罪だ。

文   モンブラン
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