「女子水泳」金メダル最有力!200メートルバタ星奈津美の並外れた心肺機能

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   キャスターの小倉智昭がこう言って来週(2012年7月28日)に迫ったロンドン五輪の見どころを取り上げた。小倉は日本選手男女合わせて13個の金メダルを予測しているが、なかでも小倉イチ推しが、これまであまり目立たなかった女子200メートルバラフライの星奈津美選手(21)だ。4月5日の日本選手権で、2位以下を全く寄せ付けず今年世界最高タイムの2分04秒69を出し、世界ランク1位になった。

後半になっても落ちないスピード

   星の強さの秘密はどこにあるのか。並外れた心肺機能だ。原田良勝コーチは「もともと心肺機能は中長距離の選手に近いものがあると思っていた。その強さを生かせる200メートルバタフライは最適かなと思っていた」と話す。本人も「スピードがあまりなかったほうで、スピードが全然ない分、後半は他の選手よりは落ちづらいと言われていた」と言う。

   ただ、腕力が弱く、キックだけで泳いでいた傾向があったので、2年前から筋トレを取り入れ、上半身の強化に力を入れてきた。その成果が出たのが、中国・上海で昨年(2011年)7月に行われた世界水泳選手権だった。100メートル折り返しはビリで、トップとの差は2秒以上もあって、最後の折り返しの150メートルターンでも8人中6番目だったが、ラスト50メートルで驚異の追い上げを見せて、3位とわずか0.01秒差の4位に食い込んだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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