「いじめにあったら逃げろ。学校に行かなくてもいい」(元中学校長・藤原和博)

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「先生・教委が動かなかったら、市会議員を使え」

   少年が自殺してから9か月になるが、これがにわかに注目されたのは事故後のアンケートの中に、「自殺の練習をさせられていた」というのがあったと新聞で伝えられてから。大津市教委と学校が事実を隠蔽していたと大騒ぎになった。学校も教委も当初は「いじめはなかった」、次いで「あった」が自殺との因果関係 は否定」、今週になってようやく「いじめは自殺の要因の一つ」というところまできた。それでも澤村憲次教育長は「家庭の中でどんな環境にあったのか」とおかしな発言を続けている。

   杉並区の中学校長を務めた藤原和博氏は「生徒たちが心配だ」という。学校と保護者と地域がリンクしてみんなで育てようという試みが注目された。藤原は「教師と生徒、親子というのは近いけれど、わからないことがある。いじめも巧妙になっている。まずはいじめが犯罪であるという意識をもたせること」と話し、授業でも各地の事例をもとに教えるべきだという。

   金井辰樹(東京新聞政治部記者)「こんなひどいのはともかく、いじめは昔からあるのが当たり前で、それを隠す話ではない。隠したことのペナルティーは大きくしないと」

   小松成美(ノンフィクション作家)「いじめられる子はどうしたらいいんですか」

   藤原「逃げろといいます。学校へ来なくてもいいと。親御さんにいいたい。学校や教委が動かなかったら市議会議員にいうこと。市議が動くと教委は答えざるを得ない。今回の件は教育の敗退。全部先生が明らかにしてほしかった。 地域社会と一緒に動かないといけない」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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