志賀原発・大飯原発の真下に活断層―電力会社「地形の浸食にすぎない」

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原発依存率聴取会「裁判官席に被告関係者が座ったやらせ」

   政府のエネルギー意見聴取会で、電力会社の役員や従業員、OBが原発推進論をぶち上げていることについても、「ニュースアップ!」は取り上げた。羽鳥は「なぜ電力会社社員が聴取会で意見が言えるのでしょうね」と批判的だ。

   萩谷「これは言ってみれば、裁判で被告人の関係者が裁判官席に座っているようなもの。聴取会では原発依存率の数字だけに限って議論をしていて、国は最初から土俵を決めているんです。世論を誘導したいという思惑があるからですよ」

   宇治原史規(お笑いタレント)「議論の順番が逆なのではないですかね。最初に原発は本当に安全なのかという議論があり、安全だとみんなが納得すれば、次にでは依存率はどのぐらいにしましょうかという議論になる。肝心な議論をあえて避けたいという感じがします」

   そもそも、電力需要の見通しや自然エネルギーの実用化政策などを示さず、どれがいいというのでは議論とは言えまい。政府はすでに原発依存率「15%」に決めていて、原発反対派に「0%案」、推進派に20~25%案」を主張させて、真ん中を取ろうという魂胆なのだろう。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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