梅雨明けていきなり酷暑!今夏は「晴れのち曇りのち雷雨」

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   例年より4日早く17日(2012年7月)、関東甲信地方をはじめ全国各地で梅雨明けが発表された。その初日に早くも気象庁の75の観測点で35度以上の猛暑日を記録した。さて、どんな天候の夏になるのか。

   全国で最も暑かったのは群馬・館林で39.2度と、40度寸前だった。キャスターの小倉智昭が「私が住んでいる練馬は八王子に負けましたね」という7位の八王子は37.5度、10位の練馬が37.2度だった。夕方になり、今度は茨城・水戸など各地でゲリラ豪雨や突風に見舞われた。気象予報士の天達武史は「ひとことで言うなら、不安定な夏になりそう」と解説する。

エルニーニョ発生で「午後3時過ぎに50ミリの集中豪雨」

   気象庁は「今夏はエルニーニョ現象が発生する可能性がある」と発表した。エルニーニョ現象は南米ペルー沖の海水温が高くなることから起きる気象だが、昨年までの「ラニーニョ現象がエルニーニョに変わる」のだという。

   天達のよると、南の太平洋高気圧が日本本列島を覆って酷暑が続くなか、エルニーニョが発生すると高気圧が南に後退して、その隙間に湿った空気が入り込み易くなる。このため午後3時過ぎになると激しい雨が局地的に降り、雨量は1時間当たりに換算して50ミリ以上で、天達は「『晴れのち曇りのち雷雨』という天気が頻繁にありそうだ」という。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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