出川哲朗が死んだ!?「遺体」に熱々おでんやザリガニぶちまけ!リアクション芸人の本領発揮

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   <タカトシの時間ですよ(TBS系 7月4日水曜深夜11時50分)>この日の企画は「もしも出川哲朗が死んだら?」。出川の通夜が行われているという式場へタカアンドトシが向かうと、そこには棺桶に入った出川、そして喪主のキャイ~ン・天野ひろゆきが待っていた。仕事現場でよく一緒だったというよゐこ・濱口優と有野晋哉、千秋、デビュー当時から仲良がよかったという松村邦洋、プライベートでヤクルト戦をよく一緒に見に行ったというずん・飯尾和樹らも参列者として集まっていた。

千秋が「偲ぶ話」安達祐実の母親にイケるね~と興奮してた

   まずは、出川が愛飲していたという「リポビタンD」で献杯。瓶の口から飲むのではなく、キャップに入れて少しずつ飲むのが出川流。生前の出川にならい、みんなでキャップにリポDを注いでちびちびと飲みつつ、誰ともなく出川哲朗のおもしろエピソードを語り出す。

   とくおもしろかったのは、ナンパにまつわるエピソードだ。オアシズ・大久保佳代子の電話番号を聞き出そうとしたとか、出川ファミリーの千秋から、「えんちゃん(ココリコ・遠藤章造)がイケるなら、俺もイケるんじゃねぇかと狙っていた」、安達祐実の母親を見て「全然イケるね~」と興奮していたなどという逸話が続々飛び出す。出川さん、そりゃちょっとストライクゾーンが広すぎやしませんか。

   後半は「出川から教えられたこと」と題して飯尾がVTRを披露する。SMプレイ、ヒグマとの対決、ローションを使ってのぬるぬるビーチフラッグなど、出川の代表作を振り返るとともに、「リアクションはカメラの前で」「猛獣に絶対はない」「危険は最高のチャンス」「リアクション芸人にスタッフの優しさはいらない」「生クリームは芸人の香水」など、現場から生まれた出川語録を紹介する。

いまや出川も上島竜兵と並ぶリアクション第一人者

   深夜ならではのピンクネタも織り交ぜてのエピソードはどれも笑えるものの、本来はリアクション芸をやってなんぼの出川が今回は棺桶に入ったままほとんど身動きがとれないのを見ていると、「この企画をわざわざ出川でやる必要があったのか」とふと素朴な疑問が頭をよぎる。おそらく、スタッフ側もそんな視聴者のツッコミを危惧していたのだろう、最後は熱々おでんや暴れるザリガニなどを顔に乗せられ、お決まりのリアクション芸がさく裂した。「ふざけんじゃねえぇっ!」と出川が棺桶から飛び出し、怒鳴り散らしたところで無事お開きとなったのだった。

   それにしても、売れ出した当初は「やばいよ、やばいよ」の一発屋芸人に見えた出川哲朗が、いまや上島竜兵(ダチョウ倶楽部)と並ぶリアクション芸の第一人者というポジションを確立し、こうして、深夜番組ではありながら、看板企画まで持てるようになった。出川さん、これからも「永遠の若手」としてロケを中心とした活躍、期待してますヨ!

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