いまや出川も上島竜兵と並ぶリアクション第一人者
深夜ならではのピンクネタも織り交ぜてのエピソードはどれも笑えるものの、本来はリアクション芸をやってなんぼの出川が今回は棺桶に入ったままほとんど身動きがとれないのを見ていると、「この企画をわざわざ出川でやる必要があったのか」とふと素朴な疑問が頭をよぎる。おそらく、スタッフ側もそんな視聴者のツッコミを危惧していたのだろう、最後は熱々おでんや暴れるザリガニなどを顔に乗せられ、お決まりのリアクション芸がさく裂した。「ふざけんじゃねえぇっ!」と出川が棺桶から飛び出し、怒鳴り散らしたところで無事お開きとなったのだった。
それにしても、売れ出した当初は「やばいよ、やばいよ」の一発屋芸人に見えた出川哲朗が、いまや上島竜兵(ダチョウ倶楽部)と並ぶリアクション芸の第一人者というポジションを確立し、こうして、深夜番組ではありながら、看板企画まで持てるようになった。出川さん、これからも「永遠の若手」としてロケを中心とした活躍、期待してますヨ!
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